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巻き替え (相撲)[まきかえ]
巻き替え(まきかえ)とは、相撲の取組において用いられる技術であり、自身の上手を放して下手に差し替える動作を指す。糸車で糸を紡ぎ終わった紡錘を取り替える時の手つきと似ていることからこの名がある。しばしば「巻き返し(まきかえし)」と言われることがあるがそれは誤用。 == 概要 == 巻き替えにより廻しを引く力を大きく発揮する、相手の脇に腕をこじ入れて腕を返して体を起こすなどの有利を得ることができる。ポイントは相手の思考を揺さぶることであり、反対の手で腕を返すなど別の技を仕掛けて、相手の意識がそちらに奪われた瞬間素早く巻き替えると良い。〔大空出版『相撲ファン』vol.3 16頁〕巻き替えは素早く行わなければ成功しない技術であり、その難易度故に大相撲の土俵上でもそう頻繁に確認されない。 名人と呼ばれた力士には幡瀬川、鶴ヶ嶺らがいる。横綱・大関の中で巻き替えが巧い力士の代表としては北の湖、白鵬がおり、北の湖の場合は巧さだけでなく使用頻度も目立っていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「巻き替え (相撲)」の詳細全文を読む
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